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研究者。PhD。専門は社会哲学、開発学、平和研究。社会発展パラダイムを問いなおし、持続可能な未来社会を構想するコミュニティ・デザイン理論の研究を行っている。脱成長、脱開発、トランジション・デザインがキーワード。 Researcher: Areas of specialization are social philosophy and critical development and peace studies. Working on community designing in line with the ideas of degrowth, postdevelopment and transitions design.

公開フォーラム「地域コミュニティを紡ぎ直す」

日本NPO学会平成28年度公開フォーラムのご案内

地域コミュニティを紡ぎ直す

―日本と海外の実践や理論の到達点―

2017326日(日)、14時半~16時半

日比谷コンベンションホール

参加費:無料


現在、深刻化してきた社会的孤立や貧困問題への対応に諸施策が講じられており、そこでは、どのように地域コミュニティを再生し、新しい地域経済を作り出すことができるのかが問われています。NPOをはじめ、社会的企業、協同組合など多様な非営利セクターは、何を成し得て、また、どのような課題を見出してきたのでしょうか。

欧州や南米における社会的連帯経済の多様な取り組み、震災後20年にわたってコミュニティ再生に取り組んできた神戸の経験、及び、近年着目されているコミュニティ・オーガナイジングの手法も取り入れている静岡方式、これら実践の現場から生まれてきた豊かな知恵や思想を学びながら、地域コミュニティを紡ぎ直す方法を理論的かつ実践的に議論を行いたいと思います。


登壇者:

中野佳裕(国際基督教大学社会科学研究所非常勤助手、同大学教養学部非常勤講師)

中村順子(認定NPO法人コミュニテイ・サポートセンター神戸理事長)

津富宏(NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡理事長/静岡県立大学国際関係学部教授)

藤井敦史(当学会理事/立教大学コミュニティ福祉学部教授)

今田克司(当学会理事/CSOネットワーク代表理事/日本NPOセンター常務理事)

公開講演会「東アジアにおける社会的・連帯的経済の台頭」

公開講演会

「東アジアにおける社会的・連帯経済(SSE)の台頭


1.趣旨

20世紀後半に、東アジア四か国・地域(日本、韓国、台湾、香港)は急激な経済発展を遂げるとともに、それに対応する特異な福祉システムを築き上げてきました。しかし、経済のグローバル化、とりわけ2007年以降の経済の低迷、そして人口の高齢化とともに、このシステムも機能不全に陥り、今日、東アジア諸国においてもさまざまな社会サービスの供給やガバナンスに社会的企業をはじめとする社会的・連帯経済(SSE)が参加する動きが現れつつあります。本講演会では、SSEとは何なのか、東アジア的な特徴とは何なのかについて、国連社会開発研究所で長年にわたり研究コーディネートに関わってこられたGriethuysen博士、東アジア四か国・地域の研究者による共同研究をリードされてきたChung教授に講演していただきます。


2.日時・会場・他

日時: 2017年2月17日(金) 16時30分~18時40分
場所: 立教大学池袋キャンパス 8号館1階8101教室

*参加無料
*講演は英語で行い、同時通訳はありません
*なお、懇親会(第一食堂二階)の参加については実費として当日、お一人4,000円をいただきます。


 

3.プログラム
講演
・Pascal Van Griethuysen 氏 「世界におけるSSEの台頭と国連」
・Moo-Kwon Chung氏 「東アジアにおける変化する福祉レジームと社会的経済の新しい役割」
質疑応答
・モデレータ- 北島健一(立教大学コミュニティ福祉学部)


4.主催者等
主催:立教大学コミュニティ福祉研究所
共済:ソーシャルエコノミー研究会
後援:国際公共経済学会(CIRIEC Japan)


 

5. お申し込み
下記フォームよりお申し込みください
(申込み〆切:2017年2月15日(水))
https://goo.gl/forms/0eEMcgPyviXLaBzm2


6.お問合せ
sejapanteam@gmail.com まで