カタツムリの知恵と脱成長
──貧しさと豊かさについての変奏曲──
中野佳裕(著)
コモンズ(出版社)
2017年11月30日刊行
【目次】
プロローグ:世界をケアするために
第1章:カタツムリの知恵と脱成長
第2章:〈貧しさ〉を問い直す──マジード・ラーネマの思想を訪ねて
第3章:精神の地域主義──セルジュ・ラトゥーシュの思想との出会い
第4章:生まれてくる生命(いのち)を支える社会を創る
エピローグ:そして、スイミーになる──And Becoming Swimmy
キーワード解説
人名解説
あとがき
「大きな家(=殻)を欲しがったちびカタツムリはその願いを実現しました。でも、まわりにエサがなくなったとき、殻が重すぎて仲間たちのように動けず、やがて餓死してしまったのです。過剰な成長を求める人間は大丈夫でしょうか?」ホンモノの豊かさを構想するための「思考の物差し」の提供を目指す作品。現代思想の最先端を取り込みつつ、わかりやすく論じる。大学や市民勉強会のテキストに最適。
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