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研究者。PhD。専門は社会哲学、開発学、平和研究。社会発展パラダイムを問いなおし、持続可能な未来社会を構想するコミュニティ・デザイン理論の研究を行っている。脱成長、脱開発、トランジション・デザインがキーワード。 Researcher: Areas of specialization are social philosophy and critical development and peace studies. Working on community designing in line with the ideas of degrowth, postdevelopment and transitions design.

『都市問題』2016年12月号

月刊誌『都市問題』2016年12月号(第107巻 第12号)に、「21世紀の豊かさ──〈共〉の領域の再創造のために」という論考を寄稿しました。拙編・訳『21世紀の豊かさ』(コモンズ、2016年)を補完する内容となっています。

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詳細は、後藤・安田記念東京都市研究所の公式ページまで。

関連情報:シンポジウム「21世紀の豊かさ 経済を変え、真の民主主義を創るために」(2017年1月14日、明治学院大学白金キャンパス)のご案内

PARCニューエコノミクス研究会第9回のお知らせ

PARCニューエコノミクス研究会第9回を下記の日程で開催します。

PARCニューエコノミクス研究会第9回
『21世紀の豊かさ』が開く地平

日時:2016年11月18日(金)、19時~21時
報告:中野佳裕(国際基督教大学社会科学研究所、明治学院大学国際平和研究所、PARC自由学校講師)
コメンテーター:藤田護(慶應義塾大学環境情報学部)

研究会第9回は、10月中旬に刊行された新刊書『21世紀の豊かさ 経済を変え、真の民主主義と創るために』の編・著・訳を手掛けた中野佳裕さんに、本書の概要と各章の論点を紹介してもらいます。ラテンアメリカ、ヨーロッパ、北米、日本の精鋭12名による経済成長至上主義の徹底批判と21世紀型の豊かさの構想は、社会科学研究と市民社会の実践にどのような示唆を与えるのか。各論者の多岐にわたる問題提起を、「共=コモンズの再構築」を軸に整理して報告します。

申し込み・お問い合わせはPARCのHPまで。